春のJR乗客予測、19%増 平泉人気で東北新幹線増発

 JR旅客6社は20日、ゴールデンウイークを含む春季(3月1日〜6月30日)の利用見込みと列車の運行計画を発表した。新幹線と在来線特急・急行の利用者は、震災の影響を受けた前年同期と比べ19%増の5092万人と見込んだ。


 昨年6月の世界遺産登録で人気が高まる平泉(岩手県)への利便性を高めるため、JR東日本一ノ関駅に止まる東北新幹線「はやて」を増発。大宮発盛岡行きの夜行列車も走らせる。JR西日本と九州は、新大阪と鹿児島中央を結ぶ新幹線「さくら」を52本増発するという。