車両見れば「ALWAYS」の世界に 和歌山・有田川

 映画「ALWAYS三丁目の夕日’64」が公開されたのに合わせ、和歌山県観光連盟が21日、ロケ地の有田川町を売り出すキャンペーンを始めた。


 映画には、町内の鉄道公園にある「キハ58」が旧国鉄車両として登場。車両を写真に撮って観光連盟に送れば、町内の宿泊券や特産品が抽選で当たる。


 10年前に廃線になった有田鉄道はかつて特産のミカンを運び、沿線は大いに栄えた。「車両を見れば、映画が描く元気な時代を思い出せる」と担当者。