ペンギン駅長、大忙し 三重・志摩の観光特使も兼務
近鉄賢島駅(三重県志摩市)のペンギン駅長「志摩ちゃん」が、就任2周年に合わせて志摩市の「観光特使」に任命されることになった。20日に賢島駅で任命書が授与される。
志摩市と近鉄が7日会見した。フンボルトペンギンの志摩ちゃんは10歳で、普段は志摩マリンランドで生活。月2回、日曜日に駅に「出勤」し、お出迎えや観光客らとの記念撮影などをしている。
「観光特使」任命は、パンフレットやホームページ、イベントなどで前面に出し、人気にあやかろうというもの。駅長のときは、帽子にネクタイ姿だが、観光特使としては地元産の真珠とアコヤガイを使った身分証を首から下げる。
報酬について志摩市の担当者は「活躍次第で検討したい」。役割が増える志摩ちゃんだが、志摩マリンランドの担当者は「慣れているので大丈夫」と言い、過労の心配はなさそうだ。