大江戸線、早期延伸を 新座に促進期成同盟会 埼玉

 東京都営地下鉄大江戸線の早期延伸を目指そうと、埼玉県新座市で23日、延伸促進期成同盟会が設立された。須田健治市長が会長に就き、町内会や関係団体の役員ら約130人が名を連ね、要望・啓発活動を強める。


 市はすでに、所沢市や東京都の清瀬市練馬区と延伸促進協議会を設立。現在の始発・終着駅の光が丘駅(同区)から都県境を越えてJR武蔵野線東所沢駅への延伸を想定し、国や都、県に要望してきた。さらに運動を展開しようと今回、会を立ち上げた。


 設立総会では、新駅を市南部に置き、周辺に水族館や大学を誘致するなど、まちづくり構想のたたき台も示された。須田市長は「地元の機運を高め、『まずは一駅』を実現させたい」と話していた。